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オーストラリア生活2023.06.10

「オーストラリア生活(国内旅行編)」#1 Sydney

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Voila!泌尿器科専門医の竹村です。

国内旅行記第一弾はオーストラリアと聞いて誰もが最初に思い浮かべる美しきオペラシティを有するシドニーです。

シドニーはよくオーストラリア最大の都市なんて言われますが,実は近年目を見張る勢いで人口増加しているメルボルンに遂に人口首位の座を譲ったことはあまり知られていないようです。

今回,シドニーにはロボット手術のトレーニング目的で弾丸トラベルを致しました。


国内線の航空券が安い

オーストラリアでは空路が発達しており,都市間の移動では短距離でも飛行機を使用することが多いです。

1日の便数も多く,航空会社も最大手のカンタス航空のほか,日本でもお馴染みLCCのジェットスター航空のほか,ヴァージンオーストラリア航空,さらにはマイナーながらオーストラリア国内では痒い所に手が届くリージョナル エクスプレス航空と多くの航空会社がひしめいております

エア・カナダとせいぜいWestJet(+フレア航空)くらいしか主要な路線がなかったカナダに比べて価格競争もあるためか,オーストラリアの航空券はカナダの半額くらいで購入できてしまうイメージです。


シドニーは朝晩冷え込む

さて,今回5月初頭に訪れたシドニーでしたが,南半球ということで日本の11月初頭の気候にかなり近いもので薄手の上着が必要なくらいには冷え込んでおりました。

普段住んでいるブリスベンは常夏といった感じで半袖半ズボンで余裕で生活できる気候でしたから,同じ国内でもここまで気候が違うことにやや面喰らいました。

そうは言っても,かつて研究留学をしていたキャンベラ(シドニーから車で3時間ほど南西に位置。存在感薄いけれど一応首都です・・・)はもっと寒かったことを思い出しました。


いざRoyal Prince Alfred Hospitalへ

今回,ブタを用いた手術トレーニングでお邪魔したのは「Royal Prince Alfred Hospital(RPAH)」という病院です。

余談ですが,オーストラリアは英国の影響を色濃く受けた「王立」やら「ヴィクトリア」やら「エリザベス」やらといった名前の病院や建物が非常に多いですね(広い意味では同じくイギリス連邦であるカナダにはほとんどそういう名前の病院はありませんでした)。

しかも,国?政府?がそういう王立病院のプロモーションを本気でおこなっていて,RPAHで治療を受けた患者さんのドキュメンタリーは毎週のように放映されていて,「RPAHの素晴らしい設備やスタッフのお陰でこんな難病が治りました!」みたいな宣伝をしています。

病院は診療科によって建物が分かれており,巨大なキャンパスを形成しておりましたが今回お邪魔したのはシドニー大学とIntuitive Surgical(ロボット支援手術機器メーカーの最先鋒)などが共同出資して作られたとても綺麗な施設でした。


Wet Labの内容は日本とほぼ変わらず

おそらくIntuitive Surgicalのカリキュラムに準拠してプログラムが組まれており,日本でレジデントの際に助手として参加したものとほぼ同じ内容だったように思われます(ランチの分量が3倍くらいあったことを除いて・・・笑)。

一番の違いは,日本ではうん十万円かかる本トレーニングがオーストラリアでは完全無料で受講できることでしょうか。

カナダで腫瘍内科医として働いている間ずっとロボット手術から離れていたところ,コンソール操作に慣れることができてしかも無料ということで,一石二鳥の貴重な機会をいただけました


世界遺産のブルーマウンテンズにも気合いで弾丸往復

上記日程を祝日と繋ぐことができたので,シドニーから片道2時間ちょっとレンタカーで足を伸ばしてブルーマウンテンズにも行ってみました。

ここはその名の通り,ユーカリの大森林から発生する油分が青い霞を作り美しく青く見える山々です。

世界遺産になっていることもあり,多くの観光客が訪れていました。

注意点としては,標高が結構高いのでシドニーよりもさらに5度以上気温が低くなることです。

ここで必ず訪れるべきはScenic Worldです,というかここだけ行けば良い気がします。

事前にオンラインでチケットを購入していたこともあり待ち時間なく入場できました(当日券売り場は少し混雑していました)。

Scenic Worldの赤いゴンドラは素晴らしい景色&絶叫必至のエンターテイメントで何度もリピート乗車してしまいました☺︎

(他にもフォトジェニックなLincoln's Rockなどもありますが,断崖絶壁にも関わらず柵が設置されておらず過去に転落事故も起きているような究極の自己責任スポットです・・・)

↑美しい三姉妹が魔法で岩にされたまま戻れなくなったというアボリジニの伝承のある「スリーシスターズ」


以上,駆け足で纏めてみましたが,オンオフ共に実りある時間が過ごせました。

シドニーはやはり都会でなんでも揃うような場所でしたし日本人もとても多いので,ワーホリや移住など考えている方には筆頭候補になり得る魅力的な都市でした。

嫌な顔ひとつせずに有給を取らせて下さった職場の皆さんに改めて感謝ですm(_ _)m

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