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「留学準備(就職活動編)」#4 合否通知・続編
Voila!泌尿器科専門医の竹村です。
さて,面接から1ヶ月待っても音沙汰のなかったプリンセスアレクサンドラ病院とのその後のやり取りです。
サイレントお祈りではなかった!!
ダメ元で事務方に連絡をしたところ「私の知る限りではまだファイナライズされていないので,もう暫くお待ちいただけますか」とのお返事!
すでに半ば諦めかけていたのですが,ここに一縷の望みを託すことにしました。
その数日後には選考委員のドクターからも「来年のレジストラ(詳細はこちらの記事参照)採用人数によってフェロー枠が決まるので,もう1週間待って欲しい」とのご連絡をいただきました。
なんとなく自分が当落線上にいる雰囲気が醸し出されていたので,感謝の意をお伝えして粛々と先方の最終決定を待つことに致しました。
あれ・・・またサイレント?!
ところが,なんとそこからさらに音沙汰なく再び1週間,2週間と時が流れていきました・・・汗。
オージーらしいと言えばらしいのでしょうか??
待たされる側としては気が気でありませんでしたが,3週間が経った時にサラッと以下のメールが届いたのです。
「Sorry for the delay. We would like to offer you the position if you still have interest in it.」
「・・・!!!」これぞ待ちに待った文面です。
ダメ元で臨んだフェロー就活が思わぬ形で結実したことで戸惑いは隠せませんが,これも神様が与えて下さったチャンスと思い日本やカナダで学んできたことが新たな地でどれほど通用するのか含めて,楽しみにしております。
願わくば2024年度もオーストラリアで
幼な子を連れての飛行機での大移動&海外の医師登録やビザの手続きは想像を絶する重労働で,正直な話カナダに来た時には「もう二度とこんなことはするもんか」と思っていたくらいです苦笑。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはこのことでしょうか,またしても同じ苦労(過ち?)を繰り返そうとしている訳ですから,正気の沙汰ではないのかも知れません。
しかしせっかくそうして渡豪する以上,可能であればなるべく長く滞在したいとも考えております。
今回のポジションは1年契約なので,その準備と並行して2024年度以降のポスト確保のための就活も進めていく次第です。
終身雇用とはほど遠い綱渡りのような人生にも関わらず文句一つ言わずに付いてきてくれる家族や,それを応援してくれる同僚・友人達には本当に感謝しかありません。
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