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留学準備2022.06.18

「留学準備(英語試験編)」#2 IELTS Listening/Reading

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Voila!泌尿器科専門医の竹村です。

今回はIELTSの「リスニング」と「リーディング」の対策についてまとめてみます。

総じて日本の英語教育はインプット系科目に重きが置かれているため,多くの受験生がこれらの科目にはまだしも自信があるかも知れません。

現にIELTSが公表している国別受験生の平均点を見ても次回記事で述べる「ライティング」と「スピーキング」に比べて平均点が0.5点ほど高くなっております。

各コンポーネントで7.0点をクリアする際に問題になるのは,多くの場合でアウトプット系科目の「ライティング」や「スピーキング」(特にライティングが鬼門)です。

逆に言えば,アウトプット系科目が7.0点をクリアできる頃にはこれらのインプット系科目で7.0点を下回ることはほぼなくなっているはずです。

個人的な考えですが,いきなり4項目全ての対策を始めるのではなくてまずは基本となるインプット科目でブレることなく確実に7.0-7.5点くらい取れるようになってからアウトプット科目の対策に移行するのがIELTS攻略の近道だと考えております。

Listening

基本となるインプット科目なんて言っておきながら,恥ずかしながら私が人生で初めて受けたIELTSのリスニングでは完全に置いてきぼりにされてしまい,全コンポーネント中で最低点をマークしてしまいました・・・。

気合いが空回りして,一言一句聞き逃すまいと(設問に関係ないところまで)細かくメモしようとしてしまったのです。

IELTSでは問題文を先に読むことができるので,設問に関係しそうなところだけ集中して聞いて,それ以外は流して聞くというメリハリがとても大切です。

解答が終わったらすぐに次のセクションの設問を先読みして,キーワードをマークしておきましょう(ただし,実際のスプリプトでは高確率でパラフレーズ=言い換えがされているので,ただキーワードだけを待っていると解答に辿り着けません)。

あとは,6つの設問パターン(多肢選択問題・ショートアンサー問題・文完成問題・メモ/書式用紙/表 完成問題・図解/図面/地図 完成問題・組み合わせ問題)があるので,リスニングのみに絞って対策するのが手っ取り早いです。私はトフルゼミナール出版のこちらの書籍のみで対策しました


Reading

60分で3つの文章(各々800-1000 words)が与えられますが,リスニング同様,一言一句読み逃すまいと精読している時間はありません。

先に設問にざっと目を通して,どんなこと(キーワード)に注意を払いながら読めば良いのかを把握してから文章を読みましょう。

リスニング同様,パラフレーズに注意が必要ですが,必ず文章に出てくる順に設問が並んでいるので,もしも文章の内容が次の設問に移っていることに気がついたら少し遡ったところに解答の根拠があるはずです。

本番はとにかく時間との戦いです。1パッセージあたり20分の計算ですが,序盤は17-8分/パッセージを目安になるべく早く解き進めていきましょう(後半は焦りや集中力低下もあってスピードが落ちます)。

とりあえず公認問題集を用いて力試しをしてみると良いと思います。

それでもしも内容がチンプンカンプンだったら単語帳などから始めなくてはならないかも知れませんが,もしも時間さえ十分にあればほとんど正当できそうだと感じたら試験形式に慣れるだけで7.0点は達成可能だと思いますので,余計な試験対策に時間を浪費せずに予想問題集などで慣れましょう。

私はブリティッシュ・カウンシル公認の本番形式問題3回分のみで対策しました


次回記事ではアウトプット系科目である「ライティング」と「スピーキング」の対策についてまとめてみます。

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